ハワイ語のすてきな言の葉(イムア)

うちのバンドがステージに上がる前の掛け声。

e kahi(エカヒ=1)、e lua(エルア=2)、e kolu(エコル=3)、i mua (イムア=前へ)!

ワン、ツー、スリー、前へ!とかけ声をかけてステージに出ます。とても元気になります。

 i mua という言葉はとても好きな言葉で、直訳は「前へ」という意味なのですが、隠された意味は助け合い、愛、チームワーク、励ましなど。とても勇気を貰える言葉。

ハワイ語のすてきな言の葉(アロハ)

アロハという言葉は、人によって意味が違う素敵な言葉。3人のハワイアンに聞き取りしました。1人目はlove 2人目はshare 3人目はhelpと言ってました。

沖縄で言う、いちゃりばちょーでーみたいに、アロハスピリットという言葉が一人歩きしている感があります。

ハワイアンも、自分たちの文化の仮面をあえて自分でかぶっていることもあるので、ハワイアンらしい行動とはどういうものか考えて行動しているふしがありますので、すべての人がこのアロハを持っているかというとそうでもないような。また、ハワイに移住してきたHaole(ハワイ語ではハオレ、英語ではハウリーと発音します。白人のこと)のほうがアロハを持っていたりするのもとても不思議です。

アロハということばは、ハワイに長く暮らしていると、その言葉の奥深くに隠されたコンテクストというものが存在するのに気がつきます。

日本に来たアメリカ人が、日本人の言う「いいです」「結構です」「すみません」の意味に混乱するのと同じように、ハワイでも同じような言葉があります。

日頃使っているとだんだん理解できるようになってくるのですが。

というような言葉がハワイには本当にたくさんあります。というのは、ハワイ言語というのは、言葉の数がとても少ないのです。一つの言葉が、10種類の意味をもつこともあります。だからこそ、ハワイ語は美しく、詩のように響いてくることもあるのです。

僕はハワイ語は堪能ではありませんが、歌を唄うときには、しっかりと歌詞の意味を理解してから唄うことにしているのですが、この歌の数々の言葉の美しさといったらもう。しょんべんちびりそうですよ。

最後にアロハの持つ、本当の意味の成り立ちをご紹介。

本来の意味は、息(ハー)を共有(アロ)することです。あら素敵。

ハワイの方言と発音(文法無視編)

ハワイアン方言 Pidgin English

ハワイアンローカルは文法完璧無視です。 といってもしゃべり言葉や友達へのメール限定です。試験でこれをやると落ちます。

how to playと言いたい時にhow fo’ (for) playと言います。

ai shoyu ( I show you) how fo’ ple ukulele.

ハワイアンらしいですね。

HA-Y-N. ハ-ワイ-エン。アルファベットを読んで字のごとく、ハワイエンと書きます。読んだまま、あるいは聞こえたままのスペルを書きます。




も一つ。こっちのほうがいいねと言いたい時にmo’ bettah (モアベター)と言います。僕は米軍基地で仕事していますので、much betterだよとアメリカ本土人に直されますが、さらさら直す気はありません。



複数形と一人称も無視。

He goes to Alamoana Beach to surf.  He go Alamoana fo’ surf, brah.

Those shoes look nice! Brah! Da shoe look nice.

もしかしてハワイアンってのんびりしすぎて言葉も節約しているのかな。。。

基本面倒くさい?

余談ですが、面倒くさがりの割に、まめな所もあります。

バーベキューやホームパーティーの前日は家族総出で準備します。仕事を早く終わらせるために頑張って、サーフィンに出かけます。

僕の大学時代の先生は、いつも30分ほど授業に遅れてきてました。

目を赤くして来ているので、サーフィン行ってきたってのばれてるっちゅうに!

何事にも家族のイベントとサーフィンは優先される文化です。