ハワイアンソングをハワイアンらしく演奏する3原則その1(メロディ編)

当ブログ固有のアイデア、ハワイアンミュージックを弾くための三原則をご紹介します。ウクレレやギターを通して、ハワイアンたちが生まれながらに持っている独特なリズムを身につけるということ。これを目的とされる方なら喜んでいただけるのではないでしょうか。

ハワイアンソングを理解するにはフラやハワイの自然、生活スタイルも理解すると良いきっかけになります。それらを交えながらご案内します。

一度理解すると簡単です。一緒に考えてみましょう。では本題。

ハワイアンメロディーとリズムの美しい流れ

メロディーはいろいろな音楽文化を取り入れてきた名残ともともとハワイアンが持っていた感性の融合といいますか、独特の心地よい流れが響きます。自然をリスペクトする心とマナの共有がメロディーには大きく影響していると考えています。

歌を歌う方は、メロディーの美しい流れを理解するために現地を見に行ってください。とはとても言えないので、キレイな砂浜を見て感動したことや、サーフィンをする方は死にそうになって生き残って感謝したこと、それから山の頂上から見た素敵な景色を思い浮かべてみてください。その気持ちを歌にこめればいいのです。

また、ちょっと進んで理解を深めたい方は、歌の意味を調べて理解して、その地域の写真をネットで調べたりハワイの番組を見たりするのもいいです。実践した方だけに演奏に大きな変化が訪れます。

リズムに関しては、フラにたとえてみます。

木が立つには土と水が必要。フラも同じです。心と体それから地球からのマナのバランスをとって表現しましょう。マナは下半身から吸い上げます。波や風などのゆらぎを表現します。上半身は物語を表します。表情は心を表す。喜びやコクアの気持ち、尊敬や感謝、愛情、空気の共有。どれもアロハが意味するところです。フラの表現とはこれを表現するということ。上級者になると、フラのハンドモーションはリズムの間を読んで「間」を上手に使います。

フラと同じように、リズムの空白を埋めることを心がけること。右手は軽やかに回転運動。たまにひじを起点に上下に動かしている方を見受けます。間違いではないのですが、ハワイアンを弾くときには気をつけるといいです。ウクレレは単に弾き鳴らすでけでしょ?と多くの方に言われますが、演奏中の右手の軽やかな動き、カクカクと見えない、上下でいちいち止まらないスムーズな運動、時により回転運動に見えるくらいの動きがあると、それが演奏に反映されます。

そんなハワイアンのメロディー。現代では色々な音楽の影響を受けているので境界線があいまいなのですが、一応決められているセオリーは書いておきますね。

余談ですがキハワイアンはリスト音楽、カントリー(ヨーデル含む)、アメリカンロック、R&B、ジャズ、レゲエの順に影響を受けています。

もう一つ余談ですが、沖縄民謡はレとラがありません。奄美民謡はミとシがありません。ハワイアンもこれに近いトコあります。

ハワイアンチャント=ラドレミしか使いません。伝統的なオリ(チャント)はこの音のみを使います。メロディーというか、抑揚がついているお祈りの言葉。カヒコ(古典フラ)はこのチャントとともにフラでメッセージや歴史を伝えてきました。

ハワイアンスケール=ドレミファソシド。弦楽器などと一緒に歌われる現代的なアウアナ(現代フラ)もこの分類に入ります。もちろん、19世紀後半の賛美歌の影響で、現在はラの音も使うのです。ハワイアンらしいスケールはイントロやフィルイン(歌詞の一番と二番の間にチョロチョロっと入る、繋ぎのメロディーのこと)などに色濃く残っていますね。特にスチールギター。

では3原則その2でお目にかかります。次も読んでね。

質問などありましたらコメントくださいね mahalo