僕のウクレレ教室にて使用しているオリジナルの教材、ハワイアンコード表をウェブ用に作り直してみました。下にスクロールしてくださいね。
このコード表は、ハワイアンの歌はこのルールから外れることがないということを理解してもらうとともに、習った歌を今度は自分の声に合わせてキーチェンジして歌いたい時に活用してもらっています。
横 の列がキーを表しています。例えば、キーがC(ハ長調)の場合、特殊な例を除きこの横列に書かれているコード以外のコードは使われません。ハワイアンの歌 の大半はC、F、Gのキーで作られていることが多いです。ということは、重複しているコードをのぞき、数えてみるとコード9個ほど覚えれば大概のハワイア ンソングは弾き語り演奏ができるということです。本当はBやEは表に入れる必要がないのですが、ハワイアンギターのレッスンでは活用しますので、残してい ます。
ウクレレを手元に、弾きながらでないとうまく説明できないのですが、縦の列は属性です。キーがCに対して、キーコードに対してどうい う関係にあるのかを書いてあります。よくわからない方はあまり気にしない方が良いですが、vamp chordsと書いてある水色の列はヴァンプコードのみで弾くことのできる曲に対応しています。transitionと書いてあるオレンジ色の列は、 2chordに追加で3chord必要とされる曲を弾くために必要とされるコードです。例を挙げると、CとFはあまり仲が良くないので、CからFに移行するためには、間に橋渡しコードのC7をかませる、という意味です。以降、4コードが必要とされる曲、5コード必要とされる曲と、一曲を弾くために必要な コードが増えていく曲のために記載されています。
あまりうまく説明できなくてすみません。実際に2コードのみで弾ける曲、3コードのみで弾ける曲、4コードのみで弾ける曲などを弾いてもらえるとより理解していただけるのですが、文章ではうまいこといけません。よく理解できないかたは、2列目 の5th,2ndなどの記載は無視していただいて結構です。これは、キーから数えて、5度、2度、3度などの関係性を書いてあります。
ハワイアンコード キーチェンジ表
vamp chords (2 chord) | transition | 3chord | 4chord | 5chord | ||
key | 5th vamp2 2chord | 2nd vamp1 | 1st add7th | 4th | 6th add7th | 3rd add7th |
C | G7 | D7 | C7 | F | A7 | E7 |
D | A7 | E7 | D7 | G | B7 | F#7 |
E | B7 | F#7 | E7 | A | C#7 | G#7 |
F | C7 | G7 | F7 | Bb | D7 | A7 |
G | D7 | A7 | G7 | C | E7 | B7 |
A | E7 | B7 | A7 | D | F#7 | C#7 |
B | F#7 | C#7 | B7 | E | G#7 | Eb7 |
皆さんの役に立つと良いのですが。何か質問がありましたら、コメントくださいね。