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僕が半音落としチューニングを勧める4つの理由

ウクレレも半音落としチューニング( F# Bb Eb G#)。

スタンダードチューニング( G C E A )に対して、僕がよく使うテクニックです。

F# B Eb G#と字面で見ると合わせるのが難しく思えるかもしれません。チューナーを使うとラクですよ。電池式の、音を合わせる機械で、ウクレレに取り付けて音を拾い、液晶ディスプレイに弦を弾いた音が表示されます。

理由その一

ハワイアンではGで作られている曲が多いのですが、一般的な男性のテナーの声に一番適するFのキーに近づけるため、半音落としてチューニングする。そうすると自分の声の一番美味しいところが使える。ハワイアンヨーデルもこれで声が割れることもなく歌えます。

理由その二

弦のテンションが弱くなるので、指への負担が少ないこと。ソロを弾くときにテンションが弱いので運指をスムーズに運ぶことができます。反面、音の響きが弱くなりますので、好みのわかれるところですが、自分は指をスムーズに運べることを優先しています。

ちなみに、ソロ弾く方で単音の響きがもっと欲しい方はアメリカンチューニングをおすすめします。A D F# B です。最初のアタックが強いので、単音弾きに向いています。余談ですがアメリカンチューニングの始まりは、ウクレレでアメリカンポップスを弾こうと思ったら、Dで書かれている歌がアメリカには多いので、使われるようになったのでしょう。ウクレレはその楽器の構造上C、F、G以外のキーには向いていないのデス。ちなみにつくりの甘いウクレレでアメリカンチューニングするのは危険。ネックが逆に反るか、根元から折れます。一回り太目の弦でやらないと弦も切れるかも。

理由その三

ヘヴィメタではよりヘヴィな音を出すために落とすのですが、おおまかには同じ理由です。僕の場合はストラミングで引き語ることが多いので、より響くように表現をしたいから。

理由その四

ハワイアンソングで、たまーにF#やBbで書かれている歌があるので、中途半端なコードを押さえるのが面倒くさい。僕はハワイアンの中で育っているので、もっと楽にできる方法はないかと、ヘビメタで使われるこのチューニングを試したところ、コレが見事にハマりました。

最後に、ウクレレを半音落としするけれど、コードはそのまま覚えた形を使うんですよ。

厳密に言うと、半音落としのウクレレでGを押さえるとF#のコードを押さえていることになるんだけども、細かいことは気にしない。Gの形はGです。そのまま楽譜を弾くのです。

バンドでウクレレを半音落としする方は、アコギやベースも、全員が半音落としすること。チューニングの時点で全員が合わせるんです。

キーボードがバンド編成に入っているときは、キーチェンジの機能を使いましょう。そういう機能がついていないキーボードを持っている方は、仕方がないのでキーボード担当の方だけ半音落とした楽譜を準備して、黒鍵盤を多様するしかありません。コレはとても面倒なのでやめましょう。

わからない方は下記にコメントください。コメントに答える形だともっと具体的にご説明できると思います。

2 個のコメント

    • ユーディー on 2015/03/25 at 8:55 PM
    • 返信

    こんにちは、ウクレレを買ったはいいが弾けなくて放置していたらこのサイトを見つけて、何個もコードを覚えなければいけない難しいものではないと知り本格的に始めてみようと思います!

    さて、質問ですが半音落としチューニングの場合「F#B♭E♭G#」ではなく「
    F#B(ナチュラル)E♭G#」になると思うのですがわざとB♭にしているのでしょうか?それとも書き間違えでしょうか?

    1. その通りですコメントありがとうございます!本文直しましたスミマセン。

質問などありましたらコメントくださいね mahalo