ウクレレ英会話教室

うちの教室の名前はE Ho’olaha Aloha Music Studio Okinawaといいます。沖縄のウクレレ教室です。

アロハスピリットを広めましょうという意味で名付けました。一つ一つの唄の意味を深く学んで、ハワイの心を学ぶ教室です。

自己紹介ついでに、僕のハワイアンニックネームは、Uluと言います。

成長するという意味で、 二番目のkumuが名付けてくれました。インディアンの名前と同じで、本人の性格や特徴を名付けるのが習わしです。ということはまだまだ学ばないといけないってことだと理解しています。

僕 は、ハワイアンバンドにも入っています。僕以外皆ハワイアンの血が入ってます。日本語MC担当だから入れてもらっているのかもしれませんが、良い出会いが あって本当に感謝していますが、米軍人で日本に駐在しているメンバーなので、任期が終わったら、次の任地へ行くか、ハワイに帰ります。

そ んなふうに任期を終え、カネオへに帰った前のバンドマスターが言いました。「日本に来てハワイを愛する人がこんなにたくさんいる事に感謝している。けど自 分達は軍人だから任期が終わったらハワイに帰る。引き続きアロハスピリットを広めて貰えるか?」彼の言う通りに頑張ろうと思って、その様に頑張っていま す。まだ彼の足下にも及びませんが、これが僕のハワイアンミュージックスタジオの成り立ちです。

ウクレレ英会話カニカピラクラス(エントリークラス)

ウクレレ日本語弾き語りクラス(エントリークラス)

ウクレレ英会話インターミディエットクラス

ハワイアンギタープライベートレッスン

ハワイアンベースプライベートレッスン

以上のクラスで教えています。ウクレレ教室では英語でも教えています。ウクレレを通しての英語レッスンですが、たまにハワイ訛りなので理解してもらえません。

ウクレレ教室の生徒さんにハワイアンが二人いるのですが、このクラスはとても緊張します。フラソングの意味を語ってもらったり、自分が語る時はいちいちあっているか了解を求めたりしてます。

教室では、英会話を覚えに来る方、ウクレレの弾き語りを習いに来る方様々ですが、ハワイアンしか教えないので、不満に思う方もいらっしゃいます。

なんとか皆に要望にそう形はないものか、いつも考えていますが、アロハスピリットと文化を教える、というバックボーンが存在する以上、教室では日本語やアメ リカンポップスなどは教えません。代わりにカニカピラパーティーの時に唄ってみせてあげたり、別途テキストを作ってあげたりして、対応しています。

本業は別にあり、サラリーマンをしながらテキストなど作ってますので、睡眠時間は4〜6時間です。

とても毎日が楽しいです。big mahalo.

ハワイアンパーティーとカニカピラ

ハワイアンパーティーに行く機会が月に一度くらいあります。ハワイアンが近くに住んでいると、頻繁にパーティーがあります。彼らは、レストランを予約したりしません。必ずホームパーティーです。

始まりに関してはまだよくわからないのですが、ハワイアンが良く集まる地域、ナナクリやエヴァなどでは、言っては悪いのですが、あまり裕福な地域ではありません。ビーチで暮らすホームレスなどがいるんです。さて、そんな地域に暮らす彼らは実は人生を最大限に楽しむ方法を生まれながらに知っているかのような文化を持っています。

「自分で料理したほうがレストランなんかよりおいしく作れるよ」

「自分の家でやった方が自由で楽しいじゃない」

質問するとこんな意見が帰ってきます。

工夫して安くあげつつ、料理自慢のハワイアンの男達が腕を振るう。なんて楽しいのでしょう。

こんなパーティーはポットラック(一人一品持ち寄り)なのですが、特筆すべきは、エブリバディウェルカム。友達の奥さんのまた友達の弟とかいたりします。直接知らなくとも、居場所を作ってくれるところがハワイらしいと思います。自分もハワイに住んでいた頃は、アラモアナビーチで知らない人のバーベキューに混ぜてもらい、みんなで歌を歌ったりしたものです。

さて、最近は、肉料理やデザートではとてもかなわないメンツなので、自分はいつもチキンロングライス(和風チキン春雨のこと。スープをすべて春雨に吸わせるのがコツ。立派なハワイアンフードです)を持っていくことにしています。煮込み系料理は得意なんです。一応ハワイアンパーティーなので、何かハワイらしい、でも一つひねったものを持っていこうといつも思っています。

こないだ、ご飯に醤油をかけて食べていたら、ハワイアンらしくなってきたね、と言われました。でも、アロハショーユとカリフォルニア米でないと美味しくないんだよね。

かなり話がそれましたが、ご飯食べたらカニカピラタイムです。誰ともなく始まります。歌える人は歌ったらいいし、知らない曲についていったりして、ジャムセッションの醍醐味というか、ハーモニーを当てるにしても、人の居場所を聞いて、自分の居場所を探したり、ソロ弾きが始まったらバックに回ったり、とにかく面白い。

フラが踊れる人がいたりしたら、もっと楽しくなりますねー。これだけで一つのエンターテインメントですよ。

ハワイアンの巨人、ギャビーパヒヌイも、毎週のようにパーティーをして、バックヤードでカニカピラをする家族でした。ハワイアンミュージックの原点ってこれだと思います。ハワイアンの血を深く受け継ぐ人たちって、本当に歌やウクレレが上手い人がたくさんいます。自分はオアフの暮らししか触れたことはありませんが、ハワイ島はこれに輪をかけてパーティーアイランドなんですよ。これが一番のエンターテインメントなんでしょうねえ。

余談になりますが、ウクレレを教えるようになって思うことは、日本人にハワイアンなウクレレを教える時は、リズムをずらしのテクを教えるところから始めます。それがハワイアンらしさを理解する上で一番大事なことなのですが、4拍子に慣れた日本文化の血が濃すぎて、なかなかハワイアンリズムの基本を理解していただけないのですが、カニカピラを小さい頃から見て育ってきているハワイの生徒さんはこれを教えなくとも既に理解している節があります。うちのウクレレの生徒さんには、頻繁にこのようなパーティーに招待して、家族の一体感とハワイアンの文化を楽しんでもらうようにしています。

ハワイアンパーティーはとっても楽しいですよ。誰でもウェルカムなので、メッセージでもください。機会があれば一緒に来てくださいね。沖縄ですけど。mahalo nui.

ウクレレを弾きやすくカスタマイズ(弦を交換しよう)

色々なウクレレの弦を試してみよう

予算と時間に余裕があるのなら、いろいろな弦を試してみましょう。ウクレレの音が形作られるには、さまざまな要因があります。ボディー形状、木材の種類、弦の種類などがありますが、弦は自分の力でカスタマイズできますね?固有のウクレレに相性の良い弦というものがありますので、それを探す。何よりも、コロコロとしたウクレレらしい音がほしいのか、ソロ弾きに適しているのか、それを判断するための自分自身の経験の蓄積にもなります。ウクレレと共に(友に)自分の耳も育てていきましょう。また、ウクレレ仲間がいるのなら、弾かせてもらいましょう。比較して、耳も育っていきます。

おススメの弦は、ニルガット(人工の腸)弦です。白い弦です。個人的な意見ですが、弦のテンションが程よく、比較的指が痛くなりません。サステイン(音の伸び)は他の弦に負けるのですが、最初に爪弾いたときのアタック感がなんともいえません。音も柔らかいです。最近生徒さんが新調したアメリカ製、ハワイ製、または中国製ウクレレのほとんどが、最初からこの弦を搭載していましたので、メーカーでも評判が良いのでしょうね。白い弦が最初からついていたら、それはAquila社のニルガット弦です。

また、補足になりますが、何もウクレレの弦を買わないといけないということはありません。

クラシックギターの弦も同じく、ナイロンでできています。バラで売っていますし、一本で2回分の弦がとれますので、かなりお得な使い方かと思います。クラシックギター用の1弦=ウクレレの1弦。右利きの人がウクレレを構えたら、一番下に来る弦が1弦です。2弦と3弦も同じくなのですが、4弦(G弦)はクラシックの1弦を代用します。

また、LOW-G弦は、クラシックの4弦が使えます。これもクラシック用の一本で2回分の長さがあります。LOW-G弦は交換頻度が早く、2ヶ月おきに換えないといけませんので、予算は3分の1程度。かなり懐にやさしいですね。

懐にやさしいといえば、釣り糸を利用している人もいます。釣り糸は、フロロカーボンという糸なのですが、ここ何年かでフロロカーボン製のウクレレ弦もちらほら出ています。

フロロカーボン弦のすばらしさは、その音の伸びにあります。細いセッティングもできますし、とにかくセットのバリエーションがとても多い。ということで注目の新素材(といっても発売からかなり経っているのですが)です。

そんなフロロカーボン。他の弦に比べると少々お高い。そこで、同じフロロカーボンである釣り糸の登場です。40m巻きで、最初だけは金銭負担が高いですし、4本の違う太さを買わないといけませんが、ウクレレ一本分に換算すると、とても安いのです。グループでシェアする、という購入方法か、釣り好きの人に分けてもらうのが良いでしょう。

ウクレレに沖縄三線の弦も張ってみました。結論としては、可。とても沖縄な音が鳴ります。ソロ弾きに向いていて、コード弾きにはあまりおススメできません。

三線の弦、3本セットしかないので、2セット買わないといけないのが難儀ですが、一番細いのが1弦、2番目が2弦、3番目が3弦。一番細い弦をもう一本4弦に張ってあげましょう。テンションがかなり高いので、コンサートボディかそれよりも大きなウクレレに張りましょう。

他にも、レインボーカラー弦などもあるのですが、まだ試したことがありません。試した方は、感想をぜひご一報御願いしまっす。

弦についても語り合いましょう。コメント欄で質問を受け付けています。mahalo nui.